創業明治44年(1911年)。
日本で最初の国立公園に指定された霧島のふもと、この大自然
に囲まれた中に蔵はあります。ここは、とても美しいところで
す。
天孫降臨で知られる霊峰、高千穂峰が見え、
四季折々の表情とその壮大な姿には、癒され、感動を覚えます
。
蔵の横には、川が流れ、水も豊かな場所です
が、わたしたちが蔵で使う水のすべては、地下水です。1000m
級の霧島連山の大地のフィルターによって、磨き清められた、
ミネラル豊富な天然水です。この水と焼酎がなじみ、まろやか
になっていきます。
自然の恵みによって、焼酎造りが
できることに、日ごと感謝しています。
必要な原材料、さつまいも、米、麦、ブルー
ベリーを少しずつでも直接生産するため、『農業法人・明るい
農村』を立ち上げました。
蔵の生産能力、生産量は鹿児島県内でも、最も小さい方ですが
、それでもすべて自社生産しようとしますと、全体で75町歩ほ
どの畑、田、山が必要となります。
わたしたちの宝(たから)は、創業(明治44
年)からずっと受け継がれてきた、貴重な日本製の和がめです
。同じ形は二つとない、手造りの和がめは、私たちの焼酎造り
に欠かせません。
今も昔ながらの、かめ壺仕込み。
この伝統を守り抜いていくことが、大切だと感じています。
かめ壺で仕込むことで、焼酎の元となるもろみは、ゆっくりと
発酵し、やわらかな風味をはぐくみます。
霧島町蒸留所では、「ご見学」を承っており
ます。かめ壷仕込み「明るい農村」がどのような工程で造られ
ているのか、広く知っていただく機会になればと思います。ご
希望の際は、ご遠慮なくお問い合わせください。
明るい農村直売所では、数種類の焼酎・ リキュールのご
試飲、ご購入、発送を承っております。
【蔵見学のご案内】
受付時間:AM9:00~PM5:00(1/1~1/3休み)
ご見学時間:15分ほど
駐車場:8台
人数:1名様~30名様位まで(団体様は、10数名のグループに
分けてご案内します。)
施設内は、すべて禁煙です