焼酎よもやま話
「だれやめ」と「ちょか」
鹿児島の焼酎文化を表す言葉として、有名なもので「だれやめ」や「ちょか」があります。
それぞれどのような意味なのかご紹介いたします。
まず、「だれやめ」は、「だれやめ」や「だいやめ」とも言われる言葉ですが、南九州の方言で、だれ(疲れ)をやめる(とめる)という意味が転じて、毎晩の晩酌でつまみと焼酎を楽しむ事を指す言葉です。
焼酎を飲むことが、疲れをとることにつながるとは、いかに焼酎が鹿児島の生活に根付いたものであったかがうかがえますね。
次いで、「ちょか」です。
こちらは、ちょかに黒をつけた「黒ぢょか」という言葉が一般的です。
「ちょか」とは、焼酎を飲む専用の酒器のことで、その形は錦江湾から見た桜島をイメージしたという説もあります。
中に焼酎と水を加え、数日おいてから飲む「前割り」という飲み方が一般的で、温めて燗にして飲むためのものです。
温める際は、直火にかけることから、昔は厚くて丈夫な黒焼きで作られるものが多かったそうです。そのため、ちょかに黒をつけた「黒ぢょか」が一般的に広まる呼び方となりました。
「前割り」をすることで、水と焼酎を直前に割るよりも、より一層、その二つがなじんで、調和のとれたまろやかな飲み口を楽しむことができるようになります。
疲れて帰って、家でつまみと焼酎を黒ぢょかで一杯・・・。
想像しただけで至福の時間ですね(^^)
皆様も、「黒ぢょか」で「だれやめ」いかがでしょうか。





